とうもろこし「嶽きみ」と聞くと、多くの人がその甘さとジューシーさに思いを馳せることでしょう。この特別なとうもろこしは、その名の通り山岳地帯での栽培に適しており、一般的なとうもろこしとは一線を画す風味を持っています。
この記事では、嶽きみの魅力に迫り、なぜこれほどまでに人々を虜にするのか、その秘密を探ります。栽培から収穫、そして食卓までのストーリーを通じて、嶽きみの全貌を明らかにしていきます。
青森が誇るとうもろこし「嶽きみ」とは…
もちもちとした食感、甘さの中に秘められた山の風味。それが「嶽きみ(だけきみ)」です。青森県産のブランドとうもろこしで、その名前は岩木山の麓に広がる「嶽(だけ)高原」で栽培されたものだけを指します。
この地域は津軽富士とも呼ばれる美しい岩木山がそびえ、気温の寒暖差が約10度という厳しい環境で育てられています。その結果、糖度は約18度以上という驚異的な甘さを持ち、メロン並みの味わいを楽しめます。収穫は早朝に行われ、生でも食べられるほどの甘さが特徴です。
一見すると他のとうもろこしと変わらないように見えますが、一口食べればその違いは歴然。噛むほどに口の中に広がる甘さは、「果物のようなとうもろこし」とも称されるほどです。
とうもろこし「嶽きみ」の口コミ
実際に食べた人たちの口コミ(良い評価・悪い評価)を調べてみました。
- 良い評価
- とうもろこしの甘さに感動!シャキシャキとした食感がたまらない。
- 生の状態で一粒食べた途端の脳天を突くような衝撃の甘さに本当に驚いた。
- 甘さが抜群で、トウモロコシの味を極限まで引き出している。
- 一粒一粒の皮の薄さ・身の甘さ・みずみずしさどれをとっても他にはない。
- シーズン限定の嶽きみは秋の訪れを感じさせてくれる贅沢な味わい。
- 地元の農家さんの思いが伝わってくる。食べた瞬間に口いっぱいに甘みが広がる。
- とうもろこし大好きで子どもから大人まで家族全員が喜んで食べている。
- 値段が少し高い気がするが、その価値が十分にあるし満足している。
- 生でも食べられるし調理も簡単。蒸したり焼いたりしただけでも美味しい。
- 悪い評価
- 品質にばらつきがあり、前回より甘みが足りないものもあった。
- とても美味しいが、高級品のため値段が少し高い気がする。
- 季節商品なので、年間通して購入することができない。
- 画像と実物との間に違いが見られた。実が若干パサついているものがあった。
- 調理に注意が必要。火を通し過ぎると甘みが失われてしまう。
- 生のままの食感は好きではなかった。調理が必要かもしれない。
- 保存方法を守っていたつもりでしたが実がしおれてしまった。
とうもろこし「嶽きみ」のおすすめの食べ方
「嶽きみ」は、青森県産のとっても甘いブランドとうもろこしです。このとうもろこしは、糖度約18度~20度の圧倒的な甘さで、メロンよりも甘いと言われています。そのため、生でも食べることができますが、茹でると糖分が閉じ込められて一層甘みが広がり美味しく食べることが出来ます。
1.茹でる
嶽きみを茹でることで、その甘さと美味しさを最大限に引き出すことができます。大きめの鍋にたっぷりの水で塩は入れずに3分ほど強火で茹でます。その後火を消して1本あたり大さじ2杯の塩を入れ、4分待ちます。
電子レンジでも調理することができます。嶽きみのヒゲを取り、皮を内側の3-4枚ほど残して剥きます。一旦、残りの皮も繋がったまま剥いて、塩を少々振りかけます。皮を戻して、サランラップをします。電子レンジで500Wで4分調理して出来上がりです。
2.蒸す
嶽きみをシンプルに蒸してみるのも良いでしょう。そのままではせいろに入らないので、皮付きで半分に切って、沸騰した鍋にせいろを載せて7分ほど。
3.焼く
手付き焼き網をガスコンロに載せて、とうもろこしは皮付きのまま焼くのも良いでしょう。とうもろこしの皮が焼けてきたら、一旦火から下ろして、皮を剥いて、焦げ目が少しつくくらい炙って出来上がりです。
4.料理に使う
とうもろこしご飯、サラダ、汁物(クリームコーン・ポタージュ…)など、そのまま食べるだけでなく料理に幅広く使えます。
とうもろこし「嶽きみ」の特徴
青森県の風光明媚な大地で育まれた「嶽きみ」。その名前は豊かな自然と丹精込めた栽培の結晶です。嶽きみとうもろこしの特徴に迫り、その魅力を探ってみましょう。
1. 甘さの極致
嶽きみとうもろこしの最大の魅力は、その甘さです。糖度の高さが特徴であり、一粒食べれば口いっぱいに広がる甘さに驚かされることでしょう。他の地域のとうもろこしと比べても、その甘さは群を抜いています。夏の日差しと土壌の恵みを受けて育った嶽きみは、自然の甘さを存分に楽しむことができる逸品です。
2. 鮮やかな黄金色
嶽きみとうもろこしは、その鮮やかな黄金色も目を引きます。まるで太陽の光を受けた宝石のような色合いは、食卓を一気に華やかに演出してくれることでしょう。見た目にも美しい嶽きみは、料理のアクセントとしても最適です。
3. 豊富な栄養
嶽きみとうもろこしには、甘さだけでなく豊富な栄養も詰まっています。ビタミンCや食物繊維、抗酸化物質などが豊富に含まれており、健康的な食事に一役買ってくれます。美味しさと栄養の両方を兼ね備えた嶽きみは、食卓に欠かせない存在と言えるでしょう。
4. 旬の味わい
嶽きみとうもろこしは、お盆明けからシルバーウィークまでが主な収穫・販売時期です。この期間になると、新鮮な嶽きみが市場や嶽きみロードで手に入ります。その時期限定の味わいを楽しむことができるため、季節感を感じながら食べることができるのも嶽きみの魅力です。
5. 多彩な食べ方
嶽きみとうもろこしは、その甘さと食感を活かしたさまざまな食べ方が楽しめます。蒸してみずみずしい食感を楽しむのも良し、焼いて香ばしさを引き立てるのも良し。また、生でそのまま頬張る贅沢もおすすめです。さらに、サラダやスープ、炒め物など、料理の幅を広げるアレンジも楽しめます。
とうもろこし「嶽きみ」の収穫と販売時期
とうもろこし「嶽きみ」は、津軽の豊富な土壌から生まれ、その鮮やかな風味と独特の甘さで全国的に評価されています。青森県弘前市の岩木山の山麓、嶽地区で育てられます。「嶽きみ」の収穫時期は8月下旬から9月上旬。この時期は一年で最も美味しいとうもろこしをお楽しみいただけます。
収穫後すぐに発送され鮮度を保ったまま全国のお客様の元へ届けられます。「嶽きみ」の甘さは、一日の中で寒暖差が大きなこの地方独特の気候と土壌から生み出されます。特に、8月中旬~9月下旬は旬の時期で、なんと糖度はメロンよりも高い18度以上に達します。この甘さは、抜群の食感と共に非常に魅力的です。
素晴らしい甘さとエネルギッシュな風味をぜひ一度ご賞味ください。「嶽きみ」は、夏の風味をそのままに閉じ込めた、まさに特別な逸品です。
期間限定!露店や販売店が連なる「嶽きみロード」とは…
青森県弘前市には、旬の味を堪能できる素晴らしい場所があります。その名も「嶽きみロード」。これは通称で、厳密には嶽高原地区の街道沿いに広がる、新鮮な”嶽きみ”とうもろこしが売られている場所を指します。地元の人々だけでなく、観光客にも絶大な人気があります。
「嶽きみロード」では露店販売がメイン。素朴な店構えが並び、豊富なバリエーションのとうもろこしを目の前で見ることができます。注目は無農薬で育てられた「生の嶽きみ」と「ゆできみ」。前者はその場で食べられるほどフレッシュで甘く、後者は生産者おすすめのゆで方でより美味しさが引き立っています。
産地直売の新鮮なとうもろこしで知られるだけでなく、その産地で迷わず美味しいとうもろこしを見つけることのできる、まさにグルメスポットです。嶽きみロードを訪れて素晴らしい風土と豊かな食文化を体験しましょう。ここでしか味わえない新鮮なものを食べ、素晴らしい体験をすることができること請け合いです。
嶽きみロードは、弘前市百沢から嶽地区までの県道3号線沿いに位置しています。弘前駅から車で約20分、電車の場合は弘前駅からバスで約30分です。
まとめ
「嶽きみ」は究極の甘さと美味しさから、これまで数々のメディアに紹介され、全国的に名が知られるようになりました。季節が夏に繋がる吹き抜ける風と豊かな大地が育んだ「嶽きみ」は、他のとうもろこしとは一線を画す美味しさで一度食べたら忘れられないほどです。
岩木山の麓で育まれたこの美味しいとうもろこしは、自然の恵みと農家の情熱が凝縮された一粒一粒です。このとうもろこしを通じて、青森の豊かな大地と美味しさを楽しんでみませんか。全国的にその名を馳せる「嶽きみ」を青森が生んだ宝としてぜひお楽しみください。
本来ならば、青森県まで行って食べたいところですが、どうしても行けないという方には通販もしているようなので、ぜひお取り寄せして食べてみてください!